IMA 2020 Winter Vol.34

特集:ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン

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2000年以降の写真表現における変革にデジタル化が大きな影響を与えたことは疑いようもない事実だが、同じくらい重要なファクターとして挙げられるのがヴィヴィアン・サッセンというアーティストの登場かもしれない。ジャンルを横断して影響を与えたビジュアルランゲージのインパクトは、「サッセン以前、以降」という線引きをしてもいいと言ったら言い過ぎだろうか? 制作の裏側に潜む彼女の人生における重要な出来事、思考の軌跡、そして意識の変容。それらを探索し、考察する作業は、私たちが時代に対峙し、自己を見つめる普遍的なヒントを与えてくれる。いま改めて、鮮やかなイメージが発する声に耳を傾けてみよう。

PRICE:2,500円+tax

Contents

CHANEL 2020 -21 Cruise Collection三ツ谷想

ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン
最新作「Venus&Mercury」
鏡のような写真 文=ジョアナ・クレスウェル
ヴィヴィアン・サッセン作品アーカイヴ
「Flamboya」「Parasomnia」「In and Out of Fashion」「UMBRA」「Etan & Me」「Pikin Slee」「Of Mud and Lotus」「Roxane Ⅱ」

そこには、ゲーテの色彩論さえも粉砕してしまいそうな色彩がある 文=布施英利
ヴィヴィアン・サッセンの寡黙な身体性 文=チャーリー・エングマン
私を見ているあなたを見ている私 文=フリッツ・ヒールスベルコ
ヴィヴィアン・サッセンと詩で出会う 文=マリア・バルナス
好奇心と本能 文=マイケル・ファミゲッティ
母性というもののわからなさ 文=川内倫子

現代の視点から読み解くフランス王室の歴史 文=ジェリー・スタフォード
サッセンと交差したふたつの展覧会 文=ナンダ・ファン・デン・ベルク
ヴィヴィアン・サッセンが起こしたファッション写真の革命 文=石田潤

教えて、ヴィヴィアン・サッセン!読者からの21の質問

ヴィヴィアン・サッセンのインスピレーション源

グッチの社会への眼差しを映し出す『CHIME ZINE』

STEP OUT!vol.30 木村和平

ロレックスと映画の蜜月

ヴォルフガング・ティルマンスインタヴュー
複雑な時代を照らすアーティスト、ティルマンスの現在地

連載
TOKYO and US vol.16 インカ&ニコラス
Catch Up 世界の写真ニュース
Photobook Chronicle vol.5『as it is』/『まほちゃん』
How They Are Made 新しい写真が生まれる現場 vol.22 片山真理

Selected Articles

  • 「鏡のような写真」文=ジョアナ・クレスウェル

    「鏡のような写真」文=ジョアナ・クレスウェル

    ヴィヴィアン・サッセンは、幼少期を過ごしたケニアでビビッドな色彩に囲まれて育ち、その頃の記憶を拠りどころにしながらファッションと写真を学び、父の死を経て、ただ美しいだけでなく、生と死が隣り合わせで存在するイメージを生み出した。最新作を起点に彼女の生い立ちを振り返り、見る者に解釈を委ねる唯一無二の世界観の裏側まで迫る。

  • ヴィヴィアン・サッセン作品アーカイヴ

    ヴィヴィアン・サッセン作品アーカイヴ

    初期の「Flamboya」「Parasomnia」から、近作「Roxane Ⅱ」まで、サッセンの過去作品から8シリーズをピックアップし、影と色彩、身体性、ポートレイト、詩、ジェンダー、母性という6つのキーワードを探るテキストともに、その変遷を辿る。執筆者には布施英利、チャーリー・エングマン、川内倫子らが名を連ねる。

  • 教えて、ヴィヴィアン・サッセン!読者からの21の質問

    教えて、ヴィヴィアン・サッセン!読者からの21の質問

    IMAの SNSで募った読者からの質問に、ヴィヴィアン・サッセンが答える。学生時代に制作した作品、座右の銘、カメラ、日常生活から、美についてなどの核心を突く質問まで、多様な21の質問を通して、サッセンの人となり、そして制作の姿勢が浮かび上がってくる。

  • ヴォルフガング・ティルマンスインタヴュー「複雑な時代を照らすアーティスト、ティルマンスの現在地」

    ヴォルフガング・ティルマンスインタヴュー「複雑な時代を照らすアーティスト、ティルマンスの現在地」

    2020年春、パンデミックによって世界は誰も想像していない事態に陥った。ティルマンスもロックダウンによってベルリンにとどまることに。この期間の過ごし方やアーティストとしての思い、そして政治的なアクションや音楽、舞台など、近年さらに広がる活動について話を聞いた。また16ページにわたって作品も紹介する。

Contributors

Inka & Niclas

Kazuhei Kimura

Mari Katayama

Viviane Sassen

Wolfgang Tillmans

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