誰もが応募できるオンラインの写真コンテスト「IMA next」第33弾のテーマ「UNREAL/ REAL」のグランプリ受賞者が発表された。
IMAプロジェクトが主宰する「IMA next」は、2019年に発足した誰もが応募できるグローバルなオンライン写真コンテスト。毎月国内外の多彩なゲストを審査員に迎え、月ごとにひとつのテーマを掲げ、応募の中から優れた作品を選出し、プラットフォームとして新たな才能の発掘を目的としている。
第33弾「UNREAL/ REAL」のグランプリは、YUTA SAITO「世界のような何か」。審査員を務めた本城直季は、選評として下記のように述べている。
“風景と立体があるようで無いような不思議な空間を表しているいて、絶妙な配置と立体の影がとてもうまい。立体と写真の関係もとても面白い。キッチュなんだけど圧倒的な表現力を感じました。”
なお、ショートリストには王宸彦、刀根りな、谷口雄介、山城健嗣、Seung-joo Lee、小野美幸、近藤マリア ルイーザ明子の7名の作品が選ばれた。公式サイトにはショートリストの選評と受賞作品がそれぞれ掲載されている。
▼グランプリ
YUTA SAITO「世界のような何か」
私にとって写真とは、光やさまざまな方法を利用して、世界を特定の意味と関係性に抽象化した「何か」です。
それらを出力し、再構築して世界を作ろうと試みても、そこに生まれるのは世界のような「何か」でしかありません。
YUTA SAITO
東京在住。写真をベースにしたCG、立体作品を制作。
▼ショートリスト
タイトル | |
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審査員 | 本城直季(写真家) |
グランプリ | YUTA SAITO「世界のような何か」 |
ショートリスト | 王宸彦「Lost and Found」 |
URL | https://ima-next.jp/winners/unreal-real/something-like-a-world/ |