「トヨダヒトシ映像日記/スライドショー 夏の連続上映会」が、コミュニケーションギャラリーふげん社で6月4日(金)より開催される。
トヨダはプリントでもなく、写真集でもない、35mmフィルムのスライドショー上映という形でのみ活動を続ける写真家。1993年からニューヨークを拠点に、映写機を自ら操作して上映するライヴ・スライドショーという形式で長・短編の映像作品を発表し始め、2012年に日本に拠点を移している。
7日間にわたって開催される本上映会では、新作を含む3作品の上映と、上映後に写真評論家の飯沢耕太郎をゲストに迎え、作品を紐解くギャラリートークを開催。また初めての試みとして、トヨダ作品に共鳴した川島小鳥、川瀬一絵、黒川武彦、元田敬三のアーティスト4名が、自身の短編作品を持ち寄り上映するスライドショー・セッションも開催される。
人々が集い、暗闇に浮かび上がる同じ光を見つめる体験は、不思議な連帯を生むと同時に、生物としての原初的感覚が呼び覚まされる。人が時間と場所を共有することで初めて完成するトヨダ作品は、他者との交わりという人間の営為そのものであり、それがまた新たな光を産む契機となることだろう。
タイトル | 「トヨダヒトシ映像日記/スライドショー 夏の連続上映会」 |
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日程 | 2021年6月4日(金)~6月13日(日) |
会場 | コミュニケーションギャラリーふげん社(東京都) |
時間 | 回によって異なる |
料金 | 回によって異なる |
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