トーマス・ルフは1958年、ドイツ生まれ。アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、1990年代以降、現代の写真表現をリードしてきた。
日本では初めての本格的な回顧展となる本展では、ルフの初期作品である「Interieurs(室内)」や評価を高めた「Porträts(ポートレート)」、少年時代からの宇宙への関心を背景とする「Cassini(カッシーニ)」や「ma.r.s.」、インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes(ヌード)」や「jpeg」など全18シリーズ約125点(東京会場)で構成。また最新作「press++」シリーズでは、本展が世界初公開となる作品も紹介される。
作品選択や展示構成にルフ自身が参加するなど、ルフの全面的な協力を得て実現する今回の展覧会。なお同会場での展示後、12月10日(土)からは金沢21世紀美術館に巡回する。
会期 | 2016年8月30日(火)~11月13日(日) |
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会場 | |
時間 | 10:00~17:00(金曜は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火) |
観覧料 | 【一般】1,600(1,400)円【大学生】1,200(1,000)円【高校生】800(600)円 |
URL |
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