藤岡亜弥は、1996年に自らの日常を写した「なみだ壺」で写真「人間の街」プロジェクトに参加し、2005年に移民としてブラジルにわたった祖母にまつわる作品で第24回写真「ひとつぼ展」に入選。2016年には、故郷である広島を撮影した作品「川はゆく」で、女性初となる伊奈信男賞を受賞した。
本展「アヤ子、形而上学的研究」では、上京時の日々の暮らしを写した「アヤ子江古田気分」、サンパウロで祖母の軌跡を追う「離愁」、東欧のタリンやブダペストを旅した「さよならを教えて」、故郷の呉での日々「私は眠らない」、4年過ごしたニューヨーク生活で生まれた「Life Studies」などから作品を新たな視点でセレクションし、再構成して展示する。
なお、会期中5月23日(火)には、美術評論家・光田由里をゲストに迎え、藤岡作品のスライドショー上映会&トークショーを開催。藤岡が4年間過ごしたニューヨークを写した「Life Studies」、台湾での生活をとらえた「台湾ミステリーツアー」などのシリーズを上映し、作品について語る。
タイトル | 「アヤ子、形而上学的研究」 |
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会期 | 2017年5月9日(火)~5月26日(金) |
会場 | ガーディアン・ガーデン(東京都) |
時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 日曜 |
URL | http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_gr_201705/gg_sec_gr_201705.html |
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