1960年代から活動を始め、国内外で高い評価を得ている荒木経惟。荒木の作品は、テーマや手法が多岐にわたることでも知られ、これまでに500冊近い写真集を上梓するなど、その制作意欲は現在もなお尽きることがない。
本展はその膨大な作品群から、妻「陽子」というテーマに焦点をあてた展覧会。荒木自らが「陽子によって写真家になった」と語るように、1960年代の出会いから1990年代のその死に至るまで、陽子はもっとも重要な被写体であり、死後もなお荒木の写真に多大なる影響を与え続けてきた。
本展では、陽子を被写体とするものや、その存在を色濃く感じさせる多様な作品を通して、荒木が重要視している被写体との関係性を探り、またその写真の神髄である「私写真」について考察していく。本展タイトルの「センチメンタルな旅 1971-2017-」とは、1971年に出版された私家版の写真集に始まり、現在へと続いている荒木の私写真、そしてその写真人生そのものを表している。
タイトル | 総合開館20周年記念 TOPコレクション「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」 |
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会期 | 2017年7月25日(火)~9月24日(日) |
会場 | 東京都写真美術館(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(木・金曜は20:00まで/~8月25日までの木・金曜は21:00まで開館)*入館は閉館30分前まで |
休館日 | 月曜(9月18日は開館、翌19日は休館) |
入場料 | 【一般】900(720)円【学生】800(640)円【中高生・65歳以上】700(560)円*( )内は20名以上の団体、当館の映画鑑賞券・年間パスポート提示者、各種カード会員割引/小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料、ただし7月21日(金)~8月25日(金)の毎金曜18:00~21:00はサマーナイトミュージアム割引(一般:720円/学生・中高生:無料/65歳以上:560円 *各種割引の併用不可) |
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