映画やメディアアートの専門家であるステファン・セラザンの企画・キュレーションによるグループ展が新宿・KEN NAKAHASHIで開催される。
本展は、東南アジア、ヨーロッパそして北米など世界各国の、新進気鋭から世界的に活躍するベテランまでキャリアもさまざまな作家の、絵画、写真、映像作品を展示。12名の現代アーティストが、21世紀においてのジェンダー·リアリズムやポスト·エロティシズムとどう反応することができるか、そして挑発、暴露、逸脱の議論の先に進んだ領域で作品を制作することについて問いかける。
ピカソ、マン・レイなど、セクシュアリティを明るみに出し、エロティシズムや禁断、そして罪などについて物語り、鑑賞者に新たな認識や知性を与えてきた名作家たちもいる一方、エロティシズムとそのイメージが蔓延し、その至高性が失われつつある現在。本展は鑑賞者の慾望を満たすことができるか。現代アートが秘めている可能性へと鑑賞者の意識を導いていく。
【出品作家】
サンドリオン・ベランジェ(フランス・カナダ)/クラリス・ロビン(フランス)/クレマンス(メキシコ)/ダリア・ジェ・パスカリス(フランス・イタリア)/レア・ル・ブリコント(フランス)/パスカル・リエブ(フランス)/サリサ・ダマランカー(タイ)/シェリー・シルバー(アメリカ)/スカイナ・ジュアル(モロッコ)/スティーブン・ラック(カナダ・アメリカ)/トム・ド・ペカン(フランス)/トラヴィス・クローゼ(アメリカ)
タイトル | 「ワンカップ、ラ・プティット・タス」 |
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会期 | 2017年8月4日(金)〜8月26日(土) |
会場 | KEN NAKAHASHI(東京都) |
時間 | 13:00~21:00 |
休館日 | 日・月曜 |
URL | http://kennakahashi.net/ja/exhibitions/one-cup-la-petite-tasse |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。