8×10などの大型フィルムカメラを用いながらドキュメンタリーとアートの間を横断するような作品を制作する石塚元太良の個展「Middle of the Night」が、AKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで2月28日(水)から一カ月にわたり開催される。
極夜の薄明かりの中、アラスカとアイスランドの氷河にLEDライトを照射して撮影したシリーズ。極寒の中で一人カヌーを漕ぎ、雄大な「自然」の風景を「人工」のライトで浮かび上がらせて撮影。本展ではこのシリーズに加え、「実在」の流氷を合成加工し、巨大な「架空」の流氷に仕立てた4メートルのパノラマ作品も同時に展示される。
十代の頃より旅先でランドスケープを撮影し「相反するものの共在」を制作コンセプトや手法として据えてきた石塚。本展は彼が追い求め、表現してきた「写真」を確認するような展覧会だ。
なお、会期中は石塚の原点ともいえるアフリカとアジアを縦断した旅の軌跡をまとめた初期作品集『WorldWideWonderful』を会場限定販売する。
タイトル | 「Middle of the Night」 |
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会期 | 2018年2月28日(水)〜3月31日(土) |
会場 | |
時間 | 11:00〜19:00(13:00~14:00は閉館) |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL | http://www.akionagasawa.com/jp/exhibition/middle-of-the-night/ |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。