ホンマタカシの個展「Fugaku11/36 -Thirty six view of mount Fuji」が、3月8日(木)から馬喰町・TARONASUで開催される。
古くからその独特の形状で「霊峰」として信仰の対象であり、日本を象徴するかたちのひとつでもある富士山。現存最古の富士図としてしられる平安時代の「聖徳太子絵伝」に始まり、葛飾北斎の連作版画「富嶽三十六景」など日本美術の歴史においても重要なモチーフとして特異な位置を占めてきた。
進行中のプロジェクトとして、北斎の「富嶽三十六景」を念頭におきながら、合計36点の富士図の制作を試みているというホンマ。今回はそのうちのモノクロームとカラーで、合計11点の新作を展示する。
ピンホールカメラで撮影されたホンマの富士は、撮影後にデータ化され、ピンホール写真でありながらエディションを有するイメージとなり、ひとつの山がもつ複数の姿や多彩な表情を現出させる。
タイトル | 「Fugaku 11/36 – Thirty six view of mount Fuji」 |
---|---|
会期 | 2018年3月8日(木)〜4月7日(土) |
会場 | TARO NASU(東京都) |
時間 | 10:00〜18:00 |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。