ダムなどの構造物と自然のせめぎあう風景を絵画的な視覚で切り取る手法で知られる柴田敏雄の個展「before Millennium」が、4月13日(金)から乃木坂、ギャラリー・アートアンリミテッドで開催。
絵画的な視覚で構図を切り取ると同時に、白黒の諧調を繊細に表現する高質な大型プリントを自ら暗室でプリントし、比類のない作品を残してきた柴田。2000年代に入ってからは徐々にカラー写真に移行したが、それ以前はモノクロームの銀塩写真で制作を行っていた。
デジタルの急激な浸透で写真の環境が激変している現在では、より貴重なものとなりつつある銀塩写真プリント。柴田の4×5や8×10の大型カメラで撮影し、40×50インチなど大きく引き伸ばしたスケールの大きなプリントはその銀塩写真の醍醐味そのものともいえるだろう。
本展では柴田敏雄の40×50インチのオリジナルプリント6点を含む、9点のモノクローム作品が展示される。
タイトル | 「before Millennium」 |
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会期 | 2018年4月13日(金)〜5月26日(土) |
会場 | ギャラリー・アートアンリミテッド(東京都) |
時間 | 13:00〜19:00 |
休館日 | 日火曜、祝日、4月29日(日・祝)〜5月6日(日) |
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