アメリカ・ニューヨークを拠点に活躍するエレン・カプロウィッツの写真展「アモルファス」が、滋賀・商店街HOTEL 講 大津百町「茶屋」で10月11日(木)から開催される。
本展ではエレンが能登半島の最北端に位置する石川県珠洲市の陶芸家・中山達磨を訪ねる旅で出会った陶芸の副産物として生まれた「棚板」に着目し、その文様を和紙にプリントして作られた作品を展示。
陶芸窯の傍にひっそりと立てかけてあった棚板の文様に惹かれたエレン。その文様と繊細かつ一律でない風合いを持つ和紙を組み合わせることで、これまでにない強さと滑らかさが混在する作品を生み出した。日本の美に対してエレンが高く評価する「複雑さと単純さの入り混じったフォルム」が表現された同作品群は、ギリシャ語で「形のない」という意味の「アモルファス」と名付けられた。
本展は「街に泊まって、食べて、飲んで、買って」をコンセプトに掲げる新しいメディア型ホテルの客室棟「茶屋」にて、ほかでは味わえない独特の雰囲気の中で展示・公開される。
タイトル | 「アモルファス」 |
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会期 | 2018年10月11日(木)~10月27日(土) |
会場 | 商店街HOTEL 講 大津百町「茶屋」(滋賀県) |
時間 | 12:00~14:30 |
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