鈴木理策「知覚の感光板」展が、品川・キヤノンギャラリー Sで11月28日(水)から開催される。
“知覚の感光板”とは画家・セザンヌの言葉。匂いや音など視覚以外の感覚も色彩によって表すことができると信じ「目に見える自然」と「感じ取れる自然」が渾然一体となるように描いたセザンヌの絵画は「何を描いたか」ではなく「モチーフから感じ取ったもの」そのものが表現されている。
セザンヌの考え方に感銘を受けた鈴木は、カメラの持つポテンシャル、すなわち“表現意図を持たず、ただ純粋に対象を知覚する機械”としての能力に着目。あるがままに被写体を写しだす機械を手に鈴木は、フランスや、アメリカで近代の画家たちがモチーフに選んだ土地を撮影。本展では、その旅の作品23点をキヤノンの大判プリンター・imagePROGRAFでプリントし、展示する。
なお、会期中12月8日(土)には、画家・日高理恵子とのギャラリートークも行われる。
タイトル | 「知覚の感光板」 |
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会期 | 2018年11月28日(水)~2019年1月16日(水) |
会場 | キヤノンギャラリー S(東京都) |
時間 | 10:00~17:30 |
休館日 | 日曜・祝日、12月29日(土)~1月6日(日) |
URL | https://cweb.canon.jp/gallery/archive/suzukirisa-perception/index.html |
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