「奈良原一高《人間の土地》とグループ「実在者」」展が島根県立美術館で開催中。
1955年、奈良原は池田満寿夫、靉嘔、堀内康司らが結成したグループ「実在者」に客員のような形で参加。1956年にはグループ「実在者」の一員として初個展「人間の土地」を開催する。
長崎沖の炭鉱島・端島(軍艦島)と、火山灰に埋もれる鹿児島桜島・黒神村。社会機構と自然によって隔絶された場で、逞しく生きる人々に感銘を受けた奈良原は周到に練りあげられたコンセプトと新鮮な映像感覚で傑作「人間の土地」を生みだし、戦後の日本写真界に確固たる地位を築いた。
本展では、第1部として「人間の土地」全点を展示、第2部として奈良原の「無国籍地」と、堀内の「廃墟」シリーズを展示。この連作を軸に、グループ「実在者」の活動を顕彰するとともに、「人間の土地」との関係を探る。
タイトル | 「奈良原一高《人間の土地》とグループ「実在者」」 |
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会期 | 【第1部】2018年11月14日(水)~2019年2月11日(月・祝) |
会場 | 島根県立美術館(島根県) |
時間 | 10:00~18:30 |
休館日 | 火曜、12月28日(金)~1月1日(火・祝) |
料金 | 【一般】300円【大学生】200円(高校生以下無料) |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。