写真家・Uma Kinoshitaと、美術家・矢作隆一による二人展「pairing FUKUSHIMA」が広尾・EMON PHOTO GALLERYで3月1日(金)から開催される。
震災から3年経った福島を訪れ、そのときに見た光景を厳格なコンポジションでモノクロフィルムに記録するUma。福島に千年続く手漉き和紙を使ってゼラチンシルバープリントを焼き上げ、テキストを織り交ぜた14組の作品を並べる。
対して矢作の彫刻は、一見なんの変哲もない石のようで、実は石のフォルムを忠実に削り出す「模石」を展示。採取した石は波江町と富岡町で見つけた石であり、それとそっくりに削る石は、メキシコ唯一の原発の付近で採取した石が選ばれた。
本展は反原発の立場で論ずるものではなく、時が経ってもなお立ち止まり考える機会をつくる試みとして開催。会期初日にはオープニングレセプションも行われる。なお本展は、京都国際写真祭、KG+
タイトル | 「pairing FUKUSHIMA」 |
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会期 | 2019年3月1日(金)~3月30日(土) |
会場 | EMON PHOTO GALLERY(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで) |
休館日 | 日曜、祝日 |
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