写真展『ロベール・ドマシーなどのピクトリアリズム』が銀座・Art Gallery M84で5月27日(月)から開催される。
ピクトリアリズム(写真の芸術性を追求する絵画主義)は、1800年代末期に一世を風靡した写真の潮流。初期の写真はその記録性のみが注目され、芸術作品としての認識や評価はなされていなかった。そんな中、写真を芸術と認知させるべく、絵画的な写真を目指す動きが広がった。
本展は、ロベール・ドマシーを中心として、コンスタン・ピューヨ、そしてエドワード・スタイケンなどの作品を展示することにより、美を追い求めた当時の写真家達の思いを感じ、また日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけとなることを目指す。
フランス政府が所有するロベール・ドマシーのオリジナルガラス原板から政府公認の名プリンター クロディンヌ・スュードルが焼き付けたプリント11点を含む、貴重な作品約26点が展示される。
タイトル | 「ロベール・ドマシーなどのピクトリアリズム」 |
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会期 | 2019年5月27日(月)~7月6日(土) |
会場 | Art Gallery M84(東京都) |
時間 | 10:30~18:30(最終日は17:00まで) |
休館日 | 日曜 |
料金 | 500円 |
URL |
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