いまだに数多くのスラムがあるフィリピンでも「劣悪すぎるスラム街」と呼ばれる場所が存在する。それは「墓地」の中。
首都マニラ郊外のナボタス地区には、約3,000人が墓地に住みつき、夜は墓石の上に立てたバラックで寝ている。セキュリティーが厳しく、現地のジャーナリストや海外メディアのルポでしか現状を知ることができなかったその「墓地スラム」に、二人の日本人写真家、森田雅章と吉田尚弘が通い続け、知られざる日常生活の一部をカメラに収めた。
本展「死者と共に暮らす人達 フィリピン『ナボタス墓地』」では、そこから厳選した作品80点以上を公開。世界中が持続可能な開発目標(SDGs)で貧困問題に注目する中、日本人の視点で切り取った世界の現実をぜひ直視してみては。
タイトル | 「死者と共に暮らす人達 フィリピン『ナボタス墓地』」 |
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会期 | 2019年8月1日(木)~8月7日(水) |
会場 | アイデムフォトギャラリー「シリウス」(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(最終日は15:00まで) |
休廊日 | 日曜 |
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