写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘し、新しい創造活動の展開の場として2002年より恵比寿・東京都写真美術館で開催されている「日本の新進作家」展。その16回目となる展覧会が11月30日(土)よりスタートする。
今回のテーマは「至近距離の宇宙」。一般的に世の中では、家を出ないこと、遠くに行かないこと、広い世界を見ようとしないことは否定的に受けとられ、さまざまな国々へ出かける活動的なことは肯定的にとらえられる傾向にある。
その一方、近年では、インターネットで世界の隅々の風景を見ることができ、世界中のものを出かけることなく手に入れることができるほか、VRやホームシアターなどによって家にいながらリアルな臨場感や没入感を持って映像体験ができるなど、どこかに行かずとも何でもできることを、グローバル化とともに人々は積極的に受容している。
本展では、はるか遠い世界に行くのではなく、ごく身近な身の回りに深遠な宇宙を見いだし作品を制作する6名の作家が紹介される。
▼出展作家
相川勝、井上佐由紀、齋藤陽道、濱田祐史、藤安淳、八木良太
タイトル | 「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」 |
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会期 | 2019年11月30日(土)~2020年1月26日(日) |
会場 | 東京都写真美術館(東京都) |
時間 | 10:00〜18:00(木金曜は20:00まで)、2020年1月2日(木)・3日(金)は18:00まで |
休館日 | 月曜(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月1日) |
料金 | 【一般】700円【学生】600円【中高生・65歳以上】500円*1月2日(木)、3日(金)、21日(火)(開館記念日)は無料 |
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