川口和之のシリーズ「PROSPECTS」の第4章が、1月11日(土)よりphotographers’ galleryで展示される。
本シリーズはその言葉の一義である「眺望」や「可能性」といった意味に加え、当地の歴史性を踏まえながらその「将来への展望」や「予兆」を写真にすることによって見出していく試みとして2017年から3回にわたって展覧し、さまざまな反響を得た。
4回目にあたる本展では、主に関東地方の鉄道網を駆使してさまざまな街を細かく巡り、駅前から街道へ、街道筋から路地へ、その街並みを歩き尽しながら、人々の営みの澱を積み重ねた街の片隅の光景や佇まいを記録。KULA PHOTO GALLERYでは70年代後半に川口の生活拠点であった姫路や大阪で撮られた写真をいまの視点で読み返す作業「POSPECTS Early Works」を展覧する。
二つのギャラリーで展示する写真に40年の時差が生じており、それを同時に見る事で昭和から平成、令和に至る時代のさまざまな感情を呼び覚ますことだろう。
タイトル | 「PROSPECTS Vol.4」 |
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会期 | 2020年1月11日(土)~1月26日(日) |
会場 | photographers’ gallery、KULA PHOTO GALLERY(東京都) |
時間 | 12:00~20:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。