高橋恭司が感じ取った“世界の終わり”
「ポートレイトとランドスケープ」展

会期中には高橋恭司×山内宏泰×黒崎由衣によるトークイベント「写真史について」の開催も。

15 January 2020

AREA

東京都

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ポートレイトとランドスケープ

2019年に刊行された写真集『WOrld’s End -写真はいつも世界の終わりを続ける-』(Blue Sheep)の発売を記念して、高橋恭司の個展「ポートレイトとランドスケープ」が、1月23日(木)より吉祥寺・book obscuraにて開催。本展は1月23日(木)~2月11日(火・祝)まで「ポートレイト」、2月14日(金)~3月2日(月)までは「ランドスケープ」というテーマで展示作品が入れ替わる。

『WOrld’s End -写真はいつも世界の終わりを続ける-』は、高橋がイギリス南東部の町ダンジェネスに映画監督のデレク・ジャーマンを訪ねてから約30年のときを経て刊行された写真集。原子力発電所のある町、またイギリスで唯一砂漠のある町、ダンジェネス。ジャーマンはHIV感染の宣告を受けた1986年頃にこの町と出会い、打ち捨てられた小屋を住まいとしながら、小石だらけの地に庭をつくる生活を始めた。高橋はジャーマンが亡くなる二年前、1992年にダンジェネスを訪れた。ジャーマンの気配が感じられる小屋や庭と、2010年代後半のベルリン、ロンドン、東京の路上。時間と空間を隔てて撮影された写真が混じり合い、ジャーマンの言葉や高橋の詩とともに、夢のように移ろいゆく「世界の終わり」を映し出す。
 
「そこは世界の終わりのような場所だった。同時に、そこには全てがあった」と高橋は語る。本展では改めて「ポートレイト」「ランドスケープ」と分けることで、高橋が感じ取った“世界の終わり”を見直す機会となるだろう。
 
また、会期中2月1日(土)、8日(土)には高橋による1日10組限定のポートレイト撮影が、15日(土)には美術ライター・山内宏泰を迎えるトークイベントも開催。なお、トークイベント後には希望者に限り二人による作品講評も行われる(いずれも有料、要予約)。

タイトル

「ポートレイトとランドスケープ」

会期

2020年1月23日(木)〜3月2日(月)

会場

book obscura(東京都)

時間

12:00~20:00 

定休日

火水曜(2月11日は営業)、2月13日(木)

URL

https://bookobscura.com/news/5e1083b17f28e90bea7804e0