「ヤング・ポートフォリオ」展、
ウィリアム・クラインの初期作品も特別展示

写真を通して世界の若者を支援。

11 March 2020

AREA

山梨県

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イイダユキ(日本、1991)《fig FLOWERS》 2018 © IIDAYUKI

イイダユキ(日本、1991)《fig FLOWERS》 2018 © IIDAYUKI

「2019年度ヤング・ポートフォリオ」展が、4月1日(水)より清里フォトアートミュージアムにて開催される。

ヤング・ポートフォリオ(YP)とは、細江英公が館長を務める清里フォトミュージアムの理念のひとつであり、「写真を通して世界の若者を支援する」ことを目的とする文化貢献活動。毎年、世界の35歳までの若手写真家の作品を公募し、第一線の写真家による厳正な選考を経て、 若手写真家の「原点」となる貴重な初期作品を購入・収蔵し、後世に残している。コンテストとは異なり、選考された作品を美術館が永久保存するという本活動は、世界でも他に類を見ない。

本展の見どころは、ヴァーチャルな世界を日常と感じている世代は、現実をどのようにとらえているのかという点。2019年度購入者は1985年から1993年生まれ。物心ついた頃からデジタルカメラや携帯で写真を撮ってきた世代で、フォトジェニックなモノを捉える感覚が自然に培われ、ヴィジュアルセンスが充満していると3人の選考委員も共通した印象を語っている。

なお、今回収蔵された作家22名のうち5名は過去のYPで作品を収蔵されており、彼らがその後どのように視点を深めたのかを見るために当時の収蔵作品も同時に展示される。また、選考委員3名の“ヤング・ポートフォリオ”である初期作品の展示も。さらに、特別展示としてウィリアム・クラインの初期作品「東京」が10点展示される。

タイトル

「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」

会期

2020年4月1日(水)~6月14日(日)

会場

清里フォトアートミュージアム(山梨県)

時間

10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)

入館料

【一般】800(600)円【学生】600(400)円【高校生以下】無料【家族割引】1,200円(2名以上6名様まで)*( )内は20名以上の団体料金

URL

http://www.kmopa.com/?p=6937

井上拓海(日本、1992)《Lif-e-Motion「モモブトオオルリハムシ(Sagra buqueti)」》2018 © Takumi Inoue

森本眞生(日本、1985) 《わたしの森》2018 © Maki Morimoto

魏子涵(中国、1994)《異なる世界への入り口》2018 © Wei Zhihan

イ・ユズ(韓国、1995)《語る身 Kataru mi》2019 © II Yuzu

ワン・シンイ(台湾、1985)《Drag queens/kings in their rooms》2018 © Wang Hsin Yi

桑迫伽奈(日本、1990)シリーズより《after the rain》 2017(インクジェット・プリントに刺繍)© Kana Kuwasako

Ryu Ika(中国、1994)《Big Brother is Watching you》2018 © Ryu Ika

許力静(中国、1986)《Rat》 2010-15 © Xu Lijing

エリザベス・ハウスト(ロシア、1992)《We are》2018 © Elizabeth Haust

ピョートル・ズビエルスキ(ポーランド、1987)《無題「木霊・翳」シリーズより》2018 © Piotr Zbierski

アリョーナ・カハノヴィチ(ポーランド/ベラルーシ、1985)《Plastic World》2018 © Alena Kakhanovich

淵上裕太(日本、1987)《上野公園(いつもは、もっぱら歌舞伎町だ!!)》 2017 © Yuta Fuchikami