17 July 2020

「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」に岩根愛、赤鹿麻耶ら5組が出展

17 July 2020

AREA

東京都

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岩根愛《Tenshochi, Kitakami, Iwate》〈あたらしい川〉より 2020年 作家蔵

岩根愛《Tenshochi, Kitakami, Iwate》〈あたらしい川〉より 2020年 作家蔵

「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」展が、7月28日(火)から恵比寿・東京都写真美術館で開催される。

東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するとともに、新たな創造活動を紹介する場として、「日本の新進作家」を2002年より開催している。第17回目となる2020年度は「象徴としての光」と「いまここを超えていく力」をテーマに、写真・映像をメディアとする5組6名の新進作家たちを紹介。

社会の急激な変化の中にあるいまこの時代は、既存のモデルやこれまでの価値観が揺らいでいる時代でもある。先行きが不透明な時代の中で、いつしか人々が確かな未来像を心に描くことや、大きな希望を抱くことは難しくなってきているのかもしれない。ときに美術はそうした時代にあって人に光を、さらに複雑な物事を見通す直感的な力や明日への活力をも与えてくれるはず。「光」は写真・映像メディアの本質要素であるとともに、人々の日常に遍在するもの、また希望の象徴でもある。本展の出品作家たちは「光」を重要な要素としているだけではなく、自身を取り巻く世界の在りようについて独自のヴィジョンを持ち、それを視覚作品として私たちに提示してくれる。これらの作品は、ただ現実を鏡のように写し出すだけではなく、いまここにあり刻々と変貌していく世界をどのように感じ取るのかという世界観を表している。それらは見る人の心にさまざまに共鳴し、未来への洞察や生きる力を呼び覚ましてくれるかもしれない。 5組の新進作家たちの写真・映像作品を通して、光に満ちつつも不確かでもあるこの世界からその向こう側にある未来へと、いまここを超えていく力を感じ取ってほしい。

▼出展作家
岩根愛、赤鹿麻耶、菱田雄介、原久路&林ナツミ、鈴木麻弓

タイトル

「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」

会期

2020年7月28日(火)~9月22日(火・祝)

会場

東京都写真美術館 (東京都)

時間

10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで/木金曜の夜間開館は休止)

休館日

月曜(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館/9月21日は開館)

料金

【一般】700円【大学・専門学校生】560円【中高生・65歳以上】350円

URL

http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3815.html

備考

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限などを実施します。ご来館のお客様は、必ずこちらをご確認ください。

2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。

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