ジェレミー・ベンケムン個展「無常」が、8月14日(金)より高円寺・タタで開催される。
ジェレミーはフランス・カンヌ出身、現在は東京を拠点に活動を行なっている写真家。国内外のファッション雑誌や広告などの仕事の一方で、パーソナルな作品には性やヌードを題材とすることが多く、それはジェレミー自身がクィアアーティストとしてセクシュアリティの在り方を模索しているからだ。近年では歪み崩れ、何かが宿ったように侵食するシリーズで写真の新たな表現を生み出している。
男性と女性、美しさと醜さ、光と陰、生と死。現在社会に生きる私たちにとって、社会がつくりだした常識と日常の中には、あまりにも一方の側面のみが正しいとされ選ばれているが、ジェレミーはその価値観に作品を通して疑問を投げかけている。
「無常」と題された本展では、近年のパーソナルな作品を展示。「無常」とは永遠不変のものはないということ、また人生のはかないことを意味する言葉。ジェレミーが問いただす、社会と芸術の新たな側面をぜひ観てみては。
タイトル | 「無常」 |
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会期 | 2020年8月14日(金)~9月6日(日) |
会場 | タタ(東京都) |
時間 | 13:00〜21:00 |
休館日 | 月~水曜 |
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