「ドレス・コード? ―― 着る人たちのゲーム」展、
東京オペラシティアートギャラリーにて開催

22 July 2020

AREA

東京都

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石内都《Frida Love and Pain #50》 2012/2016年 株式会社 資生堂蔵 © Ishiuchi Miyako

石内都《Frida Love and Pain #50》 2012/2016年 株式会社 資生堂蔵 © Ishiuchi Miyako

「ドレス・コード? ―― 着る人たちのゲーム」展が8月30日(日)まで、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中。

本展は、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションを中心に、ファッションとアートのほか、映画やマンガなどに描かれた衣装も含めた300点を超える作品で構成し、現代社会における新たな「ドレス・コード」、私たちの装いの実ゲーム践を、13のキーワードで見つめ直す展覧会となっている。

ファッションは文化的な営みのひとつでありながら、「着る」だけでなく「視る/視られる」もの。特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれている。ファッションに存在する暗黙の「ドレス・コード」ともいえるさまざまな形の規範やルールは、しばしば人々の行動や思考にも影響を与える。そうした服装のコードをめぐって繰り広げられる私たちの装いの実践、着る人とそれを視る人との関係性、さらには衣服を通じた私たちと社会とのつながりについて問い直す。

衣服を通じて自分の嗜好や属性を表明することもあれば、写真家・森村泰昌が扮する人物が纏う衣服の担う重要な役割に表れるように、別の人格を演じることもでき、着ることは「何者か」になる行為ともいえる。ハンス・エイケルブームによる大量のストリート・スナップはファッションにおける他者へ/からの眼差しを、石内都が撮る古着の写真は着用者の人格や記憶を、それぞれ浮き彫りにしている。また編集者でもある写真家・都築響一がとらえる多様で個性的な「ニッポンの洋服」は、ハイファションへの問いを投げかける。さらに現代美術作家による多彩な表現の実践を取り上げ、着ることの意味を深く掘り下げていく。

タイトル

「ドレス・コード?―― 着る人たちのゲーム」

会期

2020年7月4日(土)~8月30日(日)

会場

東京オペラシティ アートギャラリー(東京都)

時間

11:00~19:00(最終入場は閉館30分前まで)*事前予約制

休館日

月曜(祝日の場合は翌火曜)、8月2日(日)

料金

【一般】1,200円【大学・高校生】800円(中学生以下無料)

URL

https://www.kci.or.jp/special/exhibitions2019/

「ドレス・コード?—着る人たちのゲーム」展示風景 撮影:畠山直哉

「ドレス・コード?—着る人たちのゲーム」展示風景 撮影:畠山直哉

「ドレス・コード?—着る人たちのゲーム」展示風景 撮影:畠山直哉

ハンス・エイケルブーム《フォト・ノート 1992–2019》 1992–2019年 © Hans Eijkelboom

都築響一《ニッポンの洋服》より 《鶴と亀》 写真提供:小林兄弟 2013–2019年 © 鶴と亀

展覧会ポスター COMME des GARÇONS(川久保玲)2018年春夏