現代の「肖像」作品を巡り、自己と他者イメージの変化をたどる特集「肖像(わたし)」展

「コレクション・ハイライト」と同時開催。

06 August 2020

AREA

広島県

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森村泰昌《なにものかへのレクイエム(宙の夢/アルベルト1)》2007

森村泰昌《なにものかへのレクイエム(宙の夢/アルベルト1)》2007

コレクション・ハイライト+特集「肖像(わたし)」が広島市現代美術館で8月6日(木)から開催される。特集「肖像(わたし)」では出展作家に、アンディ・ウォーホル、秋山祐徳太子、森村泰昌、シンディ・シャーマン、河原温、石内都、赤瀬川原平、ディヴィッド・ホックニーらを予定。

「肖像」作品は、従来“ある人”の記憶を留め、理想化された自己の姿を投影する役割を担ってきた。かつては絵画や彫刻が主流だったが、現代では写真、映像など、多彩なメディアと素材で表現されるようになり、それとともに作品に込められた問題意識も多様化している。とりわけ肖像写真においては、作品に写し出された「対象」に付与された”既存のイメージ”を問い直すような作品が、数多く発表されている。

性別や国籍、外見的な特徴など”見た目”による「自己と他者イメージ」がゆらぐとき、わたしたちはどのように「わたし」や「他者」を位置づけることができるだろうか。本展では、様々な視点から「肖像」を問い直し、現代を生きる私たちが直面するアイデンティティの不確かさ、そして「肖像」と「わたし」を取り巻く諸状況について考える。

また、ゲンビ所蔵作品から、選りすぐった作品を紹介する「コレクション・ハイライト」も一緒に開催されている。被爆75周年という節目の年に、「ヒロシマ」をめぐる作家の多様な視点と表現を通して、「平和への課題」に、美術作家らがどう対峙してきたをたどる。

タイトル

「コレクション・ハイライト+特集『肖像(わたし)』」

会期

2020年8月6日(木)~11月29日(日)

会場

広島市現代美術館 (広島県)

時間

10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)

定休日

月曜(祝休日の場合は翌平日)

URL

https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/collection2020-2/

石内都《“Mother's”#39》2002

アピチャポン・ウィーラセタクン《Teem》2007 © Apichatpong Weerasethakul “Teem Nov 21” 2007