鈴木理策写真展「知覚の感光板」が、10月4日(日)から香川県高松市の本屋・BOOK MARÜTEに併設しているギャラリーMARÜTE GALLERYにて開催される。
本展は2020年4月に赤々舎より刊行された写真集『知覚の感光板』の展示となっている。写真がヨーロッパで誕生した19世紀半ば。写真の登場によって画家たちは「絵画とは何か」という問いに向き合い、伝統的絵画のルールを捨て、目の前の世界の「いま」を描くことに挑戦した。鈴木はそのような画家たちに興味を持ち、彼らが制作した地名を手がかりに場所を訪れ、フランス、アメリカを旅し撮影。絵画が描かれた場所を特定したり、被写体が持つ意味をなぞるためではなく、その土地を訪れ実際に目の前にしたこと自体を写真に収めた。
瀬戸内海に面した自然と隣り合わせの空間での展示となる。鈴木の体験を一層自身の身体で感じることができるとともに、写真集とはまた違った心地よい鑑賞体験となることだろう。
>写真集『知覚の感光版』についての鈴木理策インタヴューはこちら
タイトル | 「知覚の感光板」 |
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会期 | 2020年10月4日(日)〜11月3日(火) |
会場 | MARÜTE GALLERY (香川県) |
時間 | 12:00〜18:00(土日・祝日は10:00〜) |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。