観測衛星や惑星探査機、宇宙望遠鏡などがとらえた美しく驚異的な天体写真を選りすぐって紹介する「138億光年 宇宙の旅」が、11月21日(土)より東京都写真美術館にて開催される。
2020年は、本展で紹介するハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げ30周年を迎え、そのほかにも火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターの打ち上げ15周年など、宇宙科学の記念すべき年。
本展ではNASA(アメリカ航空宇宙局)の画像を中心に、観測衛星や惑星探査機、宇宙望遠鏡などがとらえた美しく驚異的な天体写真を選りすぐって紹介する。太陽系や銀河系内の星雲や星団、さらにその先にある無数の銀河や銀河団など、多様な天体の驚くべき姿をとらえた大型の高品位銀塩写真プリントや、すばる望遠鏡、アルマ望遠鏡など国立天文台関連の大型望遠鏡による観測成果の一部を美しい画像で展示。サイエンスでありながらアートのごとく見る者を魅了する画像の数々。宇宙の謎や神秘を紐解く人間の英知や科学技術発展の素晴らしさを体感できる。