06 April 2021

初期作品の魅力を体感、森山大道「Before 1968 DAIDO MORIYAMA’s works from magazines」展

06 April 2021

AREA

東京都

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© Daido Moriyama Photo Foundation

© Daido Moriyama Photo Foundation

『森山大道写真集成⑤ 1960-1982東京工芸大学 写大ギャラリー アーカイヴ』(月曜社)の刊行を記念して、森山大道の写真展が4月15日(木)からNADiff Galleryで開催される。

本書は、東京工芸大学芸術学部写大ギャラリーが所蔵する1960年から1982年に撮影された930点にも及ぶプリントが掲載された、森山大道の初期作品を辿る作品集。1960年代初頭、雑誌『カメラ毎日』編集長・山岸章二に見出され、歌人・劇作家の寺山修司と出会い、1968年に初めての写真集『にっぽん劇場写真帖』(室町書房1968年)を刊行。『にっぽん劇場写真帖』に続く、『狩人』(中央公論社1972年)、『写真よさようなら』(写真評論社1972年)、『光と影』(冬樹社1982年)といった初期の名作写真集は、「森山大道写真集成」シリーズとして、月曜社より2018年から決定版が刊行されてきた。今回刊行となる写真集はシリーズ完結作であり、雑誌や写真集には掲載されていない未発表作も多く含まれた貴重なアーカイヴとなっている。

本展では、本書に掲載された930点の膨大な作品群から、1968年刊行のデビュー作となる『にっぽん劇場写真帖』誕生前の雑誌に掲載されたシリーズに注目。1960~80年代は、『カメラ毎日』をはじめ『現代の眼』や『アサヒグラフ』といった雑誌の仕事が写真家の発表の場であり、森山大道の写真は雑誌文化のなかで人々を熱狂させてきた。本書は、月曜社と造本家・町口覚の仔細な調査によって、雑誌・写真集の掲載作品が分類されており、展覧会では作品集の編集過程を辿るように、編集の手がかりとなった雑誌のアーカイヴもあわせて鑑賞できる。森山大道の初期作品の魅力をこの機会に体感してみては。

タイトル

「Before 1968 DAIDO MORIYAMA’s works from magazines」

会期

2021年4月15日(木)〜5月30日(日)*前後期で展示作品の入替あり

会場

NADiff Gallery(東京都)

時間

13:00~19:00

休館日

月~水曜

URL

http://www.nadiff.com/?p=23368

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