19 October 2021

髙橋恭司が500人の益子の人々の肖像を撮影した「益子人」が開催中

19 October 2021

AREA

栃木県

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益子人 -髙橋恭司が撮る益子に暮らす500人の肖像-

現在、益子の陶芸美術館では初めてとなる髙橋恭司の写真展が開催中。益子に暮らす人々との共同制作ともいえる本作は、髙橋恭司が2020年秋から2021年夏にかけて、70年前に製造されたハッセルブラッドで、0歳から94歳まで500名を越える人々の「顔」を撮り下ろした。益子は髙橋の出身地であり、ゆかりある場所。その地域のサロンのような場所で、集落の畑で、店の軒先で、陶芸家の工房で、草刈りや環境整備のためにボランティアが集まる丘で、撮影が行われた。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、私たちは、顔の半分をマスクで覆い隠す日々が続いている。一方で、ネット上には、オンラインミーティングでの記念写真で微笑む人の顔が、サムネイルのようにいくつも並ぶ機会が増えた。この時代に、現実世界の切実な日常の舞台の中で、髙橋が撮り下ろした同じ土地に暮らす人々の500人の肖像が五百羅漢のように並ぶとき、そこに私たちは何を見るだろうか。

タイトル

「益子人 -髙橋恭司が撮る益子に暮らす500人の肖像-」

会期

2021年9月17日(金)~11月14日(日)

会場

益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子 第3展示室+旧濱田庄司邸(栃木県)

時間

【9月〜10月】9:30〜19:00 【11月】9:30〜16:00

休館日

月曜(祝休日の場合翌日)

URL

http://www.mashiko-museum.jp/exhibitions/ex210917/

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