01 April 2022

35歳以下の世界の若手写真家21名の作品が展示、2021年度ヤング・ポートフォリオ展

01 April 2022

AREA

山梨県

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《無題》〈性同一化〉シリーズより、2019

《無題》〈性同一化〉シリーズより、2019

「2021年度ヤング・ポートフォリオ」展が清里フォトアートミュージアムにて5月30日(月)まで開催中。

ヤング・ポートフォリオは、清里フォトアートミュージアムが1995年の開館当初から継続して開催している35歳以下の世界の若手写真家を対象とした文化活動。「写真を通して世界の若者を支援する」ことを目的に入選作品は購入・収蔵され、同館のコレクションとして後世に残される。今年度の選考委員は、同館館長で写真家の細江英公と副館長の瀬戸正人、金村修、アントワン・ダガダの4名。

27回目の開催となる2021年度の展示作品は1986年から1997年に生まれた写真家によるもので、作品の多くはコロナ禍の只中であった2019年から2020年に制作されている。選考委員の金村修が「閉塞感や生き辛さを感じる作品が多かった」と全体の印象を語る一方、進化を続けるデジタル技術とは対極にある、フィルムでしか得られない表現を作品に取り入れたり、フィルムそのものを糸で縫い合わせるなど、手作業を加える作品が見られたことも特徴的。

また、入選作品の展示に加え、審査員4名の”ヤング・ポートフォリオ”ともいえる初期作品も展示される(約20点)。

タイトル

「2021年度ヤング・ポートフォリオ展」

会期

2022年3月19日(土)~5月30日(月) 

会場

清里フォトアートミュージアム(山梨県)

時間

10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)

入館料

【一般】800(600)円【学生】600(400)円【高校生以下】無料【家族割引】1,200円(2名以上6名様まで)*( )内は20名以上の団体料金

URL

https://www.kmopa.com/category/current/

《ユリヤ》〈秘められた母性〉シリーズより、2018

《NN 号室(ビーニー帽をかぶった牛のポスター)》2016

《The White Wall》2016

《somewhere, anywhere, nowhere…》2020

《Quarantine_E53(検疫)》2020

《One day》2019

《ICU》2018

《Yard (2021) No. 4》2020

《荒れ地に出現する》2019

《木-トレート》2019

《我が家 》2019

《MARIA Y MEGUMI SOUTH AMERICA》2016

《無題》〈木霊・翳〉シリーズより、2017

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