グループ展「One Picture Manifesto」が10月15日(土)まで西麻布・KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYにて開催中。
一枚の写真がアート作品である。簡潔で、必要なすべてが含まれている。提示し、呼応し、回答し、新たな思考の道筋を描きだす。始まりであり、終わりである。一枚の写真。これ以上に必要なものは無い。―One Picture Manifesto
本展は、マニフェストの発起人である4人のフィンランド人アーティスト、マルヤ・ピリラ(1957年生)、ハッリ・パルヴィランタ(1971年生)、マイヤ・アンニッキ・サヴォライネン(1980年生)、マイヤ・タンミ(1985年生)によって発足し、2019年のフィンランド写真美術館での展示を皮切りに、2022年4月にはローマ、続いて現在開催中のKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYへ巡回し、2023年春にはThe Reference(ソウル)、同年初夏にはオーストリアへの巡回が予定されている。巡回展のたびに現地アーティストが1名招待されてマニフェストに沿った新しい写真作品を制作し、展示作品数が増えていくという展覧会だ。
各作家が一人1点ずつ、長い説明文や自身の他の写真群に補完されない独立したビジュアル作品を発表し、シリーズで構成される写真ばかりが「作品」として評価されやすい傾向にある現代に、「1枚の写真」の意義を強調することを試みる。
また会期中10月4日(火)17:00〜19:00にはオンライントークイベントが開催。予約はこちらから。
タイトル | 「One Picture Manifesto」 |
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会期 | 2022年9月3日(土)~10月15日(土) |
会場 | |
時間 | 13:00~20:00(土曜は12:00~19:00) |
休館日 | 日月火曜・祝日、10月5日~10月8日 |
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