光降り注ぐベルギーの農村をとらえた育緒による写真展「Träumerei トロイメライ」

育緒写真展「Träumerei トロイメライ」が11月29日（火）より大阪・ギャラリー・ソラリスにて開催される。

1968年京都出身の育緒は東京、メキシコシティ、ハリウッド、サンフランシスコなどに暮らし、現在は東京と京都を拠点に作家活動を行う一方でクラシックカメラの修理職人としてワークショップなども行っている。本展で展示される作品は、長く続く新型コロナウイルス期に、閉塞的な空気から離れて出入国管理が緩和されたばかりのベルギーへ旅に出た育緒が、のびのびとした光に溢れる小さな農村でとらえたシリーズ。

会期中にはスライド＆トークイベントやプリント・ビューイング、写真集の作り方などのイベントも開催される（いずれも要申込）。詳細はギャラリーのウェブサイトにて。なお、本展に合わせて表題作と過去作「プラトンの洞窟」「瞬きもせず」を収録した写真集『3straight stories with 125 photographs』（FCR books）が刊行される。