川内倫子「いまここ」展が、2024年1月6日(土)より神戸・THE BOOK ENDで開催される。
神戸市中央区海岸通にある歴史的建造物である海岸ビルヂング3階に、東京・BOOK AND SONSの姉妹店「THE BOOK END」がプレオープン。東京店とはセレクションを変え、神戸店独自の世界観を構築する。
今回、第一弾として開催されるのは川内倫子「いまここ」展。『いまここ』は谷川俊太郎の詩に、川内が写真を合わせた写真絵本。日本科学未来館で上映されたプラネタリウム「暗やみの色」から始まった、原田郁子の楽曲「いまここ」の谷川の詩から生まれた1冊だ。原田の楽曲「いまここ」は、今年発売された15年ぶりのソロアルバム「いま」に収録されている、0歳から91歳までの声、谷川自身の朗読、呼吸音、心音、rei harakamiのサウンドをフューチャーした11分半におよぶ大作となる。楽曲制作時に原田が川内の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことから、「本」としてのプロジェクトが動き出した。
言葉と写真が呼応するように川内自身が構成した写真絵本『いまここ』では、アートディレクター・サイトヲヒデユキのデザインによって、言葉自体もリズムを持ちながらページが流れていく。自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩。それが静けさの中に自然の息づかいを感じる瑞々しい写真と重なり合うことで、寄り添いながらも、時空を超えた旅へと連れて行ってくれるだろう。
本展では『いまここ』からセレクトした写真の展示のほか、原田郁子の楽曲「いまここ」のために川内が新たに制作した映像も展示される。
タイトル | 川内倫子「いまここ」写真展 in 神戸 |
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会期 | 2024年1月6日(土)~1月28日(日) |
会場 | THE BOOK END(兵庫県神戸市北区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング) |
時間 | 11:00~18:00 |
休館日 | 火水曜 |
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