東京・中野のスタジオ35分にて9月18日より卯月梨沙の写真展「幽明」が開催される。
本展では現実p非現実の境に自身を介在させ、異界を創出する卯月のライフワークである「幽明」のシリーズとして作家初の銀塩作品を発表。会期は卯月が作品セレクトする前期(10月5日まで)とギャラリーが作品セレクトする後期(10月19日まで)で展示作品を入れ替える。
ステイトメント
白線の上をゆらゆらと歩き、落ちたら地獄、そんな遊びを子どもの頃にした。
私は何度か落っこちたので、もう幽霊みたいなものだ。
なにをもって『生きている』と定義付けるのか、それはひとそれぞれだろう。
ただいまと帰る家も、笑い合う団欒も、安らかな惰眠も、なにもかも当たり前ではない。
なにもない私でもただ在ることを赦されたかったけれど、そんなものは高望みだったらしい。
洗剤を呷ってみても驚きの白さにはなれなかったし、欲しいものはいつも手に入らなかった。
だからこそ、なにも持たないこの手でも、創り出せるものが在ると証明したい。
奪われた選択肢に囚われず、不条理さえもおかしみに、わたしは私を生きてゆく。
タイトル | 卯月梨沙 / Uzuki Risa 写真展 「幽明」
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会期 | 2024年9月18日(水)~10月19日(土)
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時間 | 16:00~22:00
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場所 | スタジオ35分(東京都中野区上高田5-47-8)
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休廊日 | 日・月・火曜日 |
料金 | 1ドリンクオーダー制 |
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