東京・御徒町の229GALLERYにて松田瑞季の個展「膝の下、黒い糸で3回縫われている よく見ると穴があけられていた」が開催されている。
松田はIMA next姫野希美、キム・ジョンウン審査回でショートリストに選出。「意識」への関心を軸に、夢や仮想の空間と現実との齟齬をテーマに写真や映像の制作を行う。本展示のタイトルは、松田が見た夢の記憶に基づいている。
夢は常に曖昧で不確かな存在。同様に、写真も過去をどこまで忠実に捉えているかは定かではなく、現実の不確かさや断片性に特徴づけられるメディアと言える。松田は、このような曖昧で捉えどころのない存在として、自身の夢の記憶に着目。本シリーズでは、写真というメディアを介在させることで、見ること、記憶することを通して浮かび上がるイメージの「真正性」を問う。
タイトル | 膝の下、黒い糸で3回縫われている よく見ると穴があけられていた |
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場所 | 229GALLERY(東京都台東区台東4-24-2) |
会期 | 3月5日(水)〜3月17日(月)
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時間 | 12:00~19:00(休日は20:00まで) |
休館日 | 無し |
料金 | 併設カフェにて1ドリンクオーダー制 |
URL | https://www.u-r-u.net/ |