23 March 2025

「ライカI」100周年ビジュアル公開 オスカー・バルナックの1枚が飾る

23 March 2025

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ライカ初の量産35mmカメラ「ライカI」誕生100周年を記念し4種類の広告ビジュアルが公開された。そのうちのひとつには、ライカの生みの親ともいえるオスカー・バルナックが撮影した写真が採用され、 アニバーサリーイヤーにふさわしいキャンペーンとなっている。

「THE WORLD DESERVES WITNESSES」と題し、誰もが簡単に写真を撮影できるようになった現代において、世の中の事象をビジュアルで表現する貴重な「ウィットネス」としてフォトグラファーの重要性にスポットを当てるライカ。今回のビジュアルには歴史の決定的瞬間を独自の視点で捉えてきた著名なライカフォトグラファーの作品を採用した。

最注目は、ライカの生みの親ともいえるオスカー・バルナックが自身の愛犬を被写体にした「Radio Amateur」というタイトルの一枚。1925年にライカのカメラで撮影されたものだ。この写真からは、彼が抜群のユーモアのセンスの持ち主であったことや構図づくりを楽しんでいたこと、そして幅広い物事に関心を寄せていたことなどをことなどが垣間見える。

今回のキャンペーンビジュアルには、オスカー・バルナックのほかに、ジェフ・マーメルスタイン、マット・スチュアート、ジョエル・マイロウィッツの3名の作品が採用されている。プリントおよびオンラインメディア、さらに世界各地の120店舗以上のライカストアにて展開される予定だ。

Sidewalk, New York City 1993 ©Jeff Mermelstein (The Curiosity of the World Deserves Witnesses)

Oxford Circus, London ©Matt Stuart (The Unexpected of the World Deserves Witnesses)

Paris 1967 ©Joel Meyerowitz (The Dramas of the World Deserve Witnesses)

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