10 September 2025

山下恒夫が撮る、20年を経て新たに構成する離島の暮らし

10 September 2025

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山下恒夫さん

東京・雑司が谷のS3 Gallery TOKYOにて9月10日より山下恒夫の写真展「島の時間」が開催される。

本シリーズは、2000年から2005年にかけて沖縄県の八重山、宮古列島の島々で撮影された。山下は大学で写真を学んでいた1983年、初めてこの地を訪れ、それから20年ぶりに再訪した際、当時と変わらぬ暮らしが続いていることに深く心を動かされたという。古い二眼レフカメラ「ローライフレックス」を手に、島の人々や風景、祭礼や日常の暮らしを撮影するため、幾度も島を訪れるようになった。
 
「島ちゃび(離島苦)」という言葉があるように、医療・交通・教育等、さまざまな面で離島の生活は負担があるが、山下はそこに生きる人々は実に豊かな暮らしをしているように見えたという。
 
これらの作品は、2006年写真集『島の時間』(クレオ社)として刊行。今回、20年の歳月を経て新たに構成した18点を披露する。

 

タイトル

山下恒夫 写真展「島の時間」

場所

S3 Gallery TOKYO(東京都豊島区雑司が谷3-6-6東興ビル103)

会期

9月10日(水)~10月4日(土)

時間

14:00〜19:00

休廊日

日~火曜日

料金

無料

URL

https://www.s3gallery.jp

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