東京・四谷のGallery Niépceにて、写真家・小西弘晃の個展「PROXEMICS」が5月26日から開催される。本展は、2025年に刊行された同名写真集を起点に、未発表作を加えて再構成された展示であり、同ギャラリーの新メンバーとしての初個展となる。
タイトルの「PROXEMICS」は、文化人類学者エドワード・T・ホールが提唱した概念であり、人間がどのように空間を知覚し、他者との距離を測るのかを問う理論に由来する。小西はこの視点をスナップ写真へと接続し、都市の中で生起する偶然的な出会いを通じて、自己と他者、さらには社会との関係性を探る。
作品は主にモノクロームで構成され、都市の断片を鋭い速度感で切り取る。そこに現れるのは明確な物語ではなく、むしろ「分からなさ」を孕んだイメージの連続である。小西は自身の写真を「周縁のポートレート」と呼ぶが、それは中心的な対象を捉えるのではなく、都市の縁に漂う気配や視線の交錯をすくい上げる態度を示している。
| タイトル | PROXEMICS |
|---|---|
| 場所 | Gallery Niépce(東京都新宿区四谷4-10-1 メイプル花上2F) |
| 会期 | 5月26日(火)~31日(日) |
| 時間 | 12:00~19:00 |
| 休み | 無し |
| 料金 | 無し |
| URL | https://www.niepce-tokyo.net/ |
