柿本ケンサクは1982年、香川県生まれの映像作家・写真家。映画、コマーシャルフィルム、ミュージックビデオを中心に、演出家、映像作家、撮影監督として多くの映像作品を手がける。対照的に写真家の活動は、演出することを放棄したとき無意識に目の前にある世界の断片を撮り続けている。
本プロジェクトでは、渋谷を拠点に都内4カ所のビルボードに柿本の写真作品を公開する。
「2020年東京五輪に向けて、新しい街づくりが進んでいる。たくさんの工事現場、延々と続く白い壁、あるのは大きな騒音だけ。不景気の折から広告の入ってない巨大な空き看板も目立つ。2020年に向けて世界中が東京に注目しているというのに、東京のあちこちが、無機質で無表情で無愛想。もっと楽しく、美しい景観にできないだろうか、という問いかけから空き広告の目立つビルボードにアート作品を飾ってみることにした。規制が多くて海外のミューラルアートのように自由にいかないが、黙々と不愛想な街並みを彩ることで、どういう科学反応が起きるのか見てみたい。」―柿本
タイトル | 「映像作家 柿本ケンサクによるビルボードジャックプロジェクト」 |
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会期 | 2018年11月15日(木)~12月14日(金) |
会場 | 渋谷四丁目/六本木五島ビル/映画美術学校横(渋谷)/表参道パティオ |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。