写真家8名によるプロジェクト「Connecting the dots」発足に伴い、チャリティzineが発刊される。
「Connecting the dots」は、各地の写真家へ届けた使い捨てカメラのシャッターを、主宰者である山越がリモートで操作することで、それぞれの家やアトリエを撮影したプロジェクト。コロナ禍の緊急事態宣言が発令された期間中に、写真家から写真家へリレー方式で機材を配送するなど、すべてオンラインのやり取りのみで制作。離れた場所にいる写真家間の視点のズレやタイムラグなどにより、本来なら切り取られなかったであろう瞬間や景色たち。使い捨てカメラというアナログなツールを用いながらも、現代のテクノロジーによってその場に行くこともなく生まれた写真たちはいったい誰のものなのか―。
本作は失敗とも思える写真も修正することなくそのまま掲載しており、これは一見無駄や意味のないことでも、未来に何らかの影響を与えるかもしれないというメッセージが込められている。“写真家という点同士のつながり” “いまという点の未来へのつながり” 本作ではさまざまな要素を点としてとらえ、ひとつのプロジェクトとして公開している。
zineは購入者が自由に価格設定をし、利益は日本財団を通じ新型コロナウイルス緊急支援募金として寄付される。受付期間は7月31日(金)まで、発送は8月を予定している。
▼参加作家
うつゆみこ、岡田将、小松原麻里、千賀健史、別府雅史、
タイトル | 「Connecting the dots」 |
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受付期間 | ~2020年7月31日(金) |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。