GUCCI Epilogueコレクションにブランドを支える人たちのポートレイトが登場!

25 August 2020

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GUCCI Epilogueコレクション

イタリア時間の7月17日、GUCCIがミラノのデジタルファッションウィーク内で、同ブランドのクリエイティブディレクター、アレッサンドロ・ミケーレが、「フェアリーテール3部作」の最終幕と位置付けたファッションショー「Epilogue」を行った。広告ビジュアルが制作される現場を12時間ライブストリーミングで流しながら、最新コレクションがデジタル配信され、その実験的な試みは大きな話題を呼んだ。

「フェアリーテール」第一幕は、ファッションショーそのものに光を当て、同ブランドの「再現することのできない儀式(AN UNREPEATABLE RITUAL)」と題した2020-21年秋冬のウィメンズコレクションで幕を開けた。普段観客が目にすることはないファッションショーの舞台裏をあえて公開し、夢の仕掛けを明らかにする型破りな“儀式=ファッションショー”を通して、見る者の価値観を刺激した。第二幕は、5月に公開された「The Ritual」キャンペーン。撮影時モデルたちに台本をわたしたり、指示を出したりはせず、自らの人生を演じてもらい、一方向に向かって作り上げられたキャンペーンとは一線を画す、予測不能で不完全な美しさを誘導する画期的なヴィジュアルを生み出した。

そして、最終幕では、デザイナーやパタンナーなど、ミケーレとともに働く人たちが「Epilogue」のモデルとなった。自らが心身を捧げて創ったコレクションを身につけた裏方の人たちのポートレイトを撮影したのは、マーク・ペクメチアン。ペクメチアンは、友人や知り合い、プロのモデルではない人たちを被写体とすることが普段から多く、撮影現場で起こったことを即興的に取り入れたり、普通だったら隠す舞台裏をあえて見せたりすることで、作り込み過ぎない独特の世界観で知られるトロント生まれの写真家である。デジタル配信されたファッションショー「Epilogue」の中では、「ポケットに手を入れる」「アイウェアを着用」などモデルへの指示が書かれたポストイットが貼られた彼の写真がランダムに登場した。クリエイティブの現場を表側に出し、リアルとフィクションの境界線、ファッションのあり方そのものに揺さぶりをかけるショーにおいて、彼が起用されたのは納得だ。

さらに、「Epilogue」コレクションの広告キャンペーンは、アレック・ソスが撮影を担当している。今年10月の発表がいまから待ちきれない。

Creative Director: Alessandro Michele
Art Director: Christopher Simmonds
Photographer: Mark Peckmezian
Hair Stylist: Paul Hanlon
Make Up: Thomas De Kluyver