花。荒木経惟やロバート・メープルソープ、蜷川実花などその刹那の美で多くの写真家を魅了している被写体だ。ジュエリーメゾンのヴァン クリーフ&アーペルも1906年の創業時から花に魅了され、宝飾のモチーフとして大切にしている。そんなヴァン クリーフ&アーペルが東京・代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて4月22日(木)~5月9日(日)までエキシビション「LIGHT OF FLOWERS ハナの光」を開催。華道家・片桐功敦(かたぎり・あつのぶ)が同メゾンのジュエリーからインスパイアされた生命力溢れる世界を創出する。
エキシビションではヴァン クリーフ&アーペルの繊細で可憐なジュエリーの花々が日本の情趣と溶け合い、詩的な姿でプレゼンテーション。華やかで気品あふれるシャクヤク、爽やかな満開の花を咲かせるローズ ド ノエル、そよかぜに揺れるコスモスなど、ゴールドやダイヤモンドなどを用いて花の一瞬の美をとらえたジュエリーが並ぶ。
また展示だけでなく、親子向けのワークショップなどイベントも行われる。特にオンライントークイベントでは片桐の他、現代美術家の須田悦弘、イラストレーターの黒田潔が「My Vision of Flowers(私にとってのハナ)」についてトーク(参加費1,500円)。現代のアーティストたちにとっての花の存在意義を語る内容は必聴だろう。イベントはヴァン クリーフ&アーペルのLINE公式アカウントから事前申し込みできるので気になる人はチェックを。
どのジュエリー作品も花の細部をとらえた職人の手仕事が光る。片桐の情趣溢れる花世界との共演はメゾンのアーティーな側面をより際立たせ、楽しませてくれるだろう。また同メゾン銀座本店でも5月9日(日)まで片桐による花があふれるウインドウディスプレイを実施中。連休に共に赴いてみてはいかがだろうか。
▼展覧会 | |
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タイトル | 「LIGHT OF FLOWERS ハナの光」 |
会期 | 2021年4月22日(木)~5月9日(日) |
会場 | |
時間 | 11:00~20:00(4月26日、27日、28日のみ18:00閉場) |
▼イベント | |
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タイトル | オンライントークイベント「My Vision of Flowers」 |
日程 | 2021年4月26日(月)片桐功敦/27日(火)須田悦弘/28日(水)黒田潔 |
時間 | 20:00~21:00 |
料金 | 1,500円 |