ライカカメラ社が、スマートフォンとして最大級の1インチセンサーを搭載した、ライカ初のスマートフォン「Leitz Phone 1(ライツフォン ワン)」を発表した。本製品は、日本市場向けのスマートフォンとして、ソフトバンクより発売予定。
本製品には、スマートフォンとしては最大級となる1インチの高性能 20.2メガピクセルのイメージセンサーと、高い処理性能を持つ最新のCPU「Qualcomm® Snapdragon™ 888 5G mobile platform」を搭載。F1.9の明るいレンズと最大6倍のデジタルズームを組み合わせたレンズ技術により、RAWおよびJPEG形式で、大判サイズでプリントしても高品質、ディテールも忠実に鮮やかに写し出す。「Leitz Phone 1」で撮影された画像は、ライカが培った高い光学性能と画像ソフトウェア技術により、ライカのイメージクオリティが反映されている。また、スマートフォンでの写真撮影における新しいスタンダードとなるべく、カメラのアプリケーションに「Leitz Looks(ライツ ルックス)」モードを開発。ライカ Mのモノクローム描写を基に開発したこのモードでは、ライカならではの美しいモノクローム画像を実現。さらにライカの世界観を感じられるライカのオリジナルウィジェット「LFI.Widge」がプリインストールされている。「LFI.Widget」は、世界中のライカフォトグラファーのためのプラットフォームである「LFIギャラリー(LeicaFotografie International Gallery)」からのベストショットが表示される。
スマートフォンとしては類をみない「Leitz Phone 1」のデザインは、ドイツのミュンヘンにあるライカのデザインスタジオによって生み出され、カメラと同様に本当に必要な要素だけを取り入れるという、ライカの哲学が余すことなく活かされている。複層ガラスに包まれた“ライカシルバー”のアルミニウム製で、マットブラックのゴリラガラスの背面には3Dのライカロゴがシームレスに埋め込まれており、アルミフレームの縁に施している細やかな刻みなど、洗練されたディテールのデザインはライカが誇る高度な技術的精度と細部へのこだわりにより実現し、ライカならではの機能美と触感性を追求している。
さらに、本製品にはライカのこだわりが詰まったレンズキャップとシリコン製のケースが同梱。機能的かつ感性的なライカのデザイン哲学のもと作られた、革新的なマグネット式のレンズキャップは、ほかとは一線を画す外観を醸し出す。フォーマルなデザインと高級感のあるシリコン製のケースは、すべてのライカ製品に共通する高級感と洗練された美しさを表している。