若手作家向けの助成金プログラム「PITCH GRANT」応募受付中

社会的に優れた作品への金銭的支援及び、日本の写真家および芸術家のプレゼンテーション能力の向上を目的とし、35歳以下を対象とする助成プログラム「PITCH GRANT」が今年も実施される。

写真家・岡原功祐のアトリエ「THE BACKYARD」が実施するPITCH GRANT。長らくヨーロッパで活動し、自身が欧米のさまざまなグラント（助成金）やコレクターによって支援されてきた岡原は、日本でこのようなプログラムを実施するにあたり、金額は多くないが優れた作品制作の支援につながれば、と語る。

審査の流れとしては第1、2、最終審査を経て、二名に各15万円、ほか6名のファイナリストに各2万円の助成金が与えられる。本年度の審査員は、宮田恵理子（写真家・第2回PITCH GRANT受賞者）、岩波友紀（写真家）、小髙美穂（キュレーター）、ハイスありな（社会学者・Tokyo Art Beatエディター）、 高橋朗（PGIギャラリーディレクター）。作品の応募締切は2月28日（火）。詳細はウェブサイトにて。