シャルル・フレジェは、1975年フランス生まれ。ルーアン美術学院にて芸術を専攻。写真家として、初期より一貫して肖像写真を撮り続けている。
2012年に刊行された写真集『WILDER MANN』は、ヨーロッパ各地の伝統的な祝祭の儀式に登場する“獣人(ワイルドマン)”と呼ばれる熊や山羊、悪魔や擬人的なキャラクターが収められており、奇抜で恐ろしくも滑稽なビジュアルがナマハゲを彷彿とさせ、日本でも大きな話題を呼んだ。
本書では、フレジェがヨーロッパ全土に残る冬の祝祭と日本の歳神文化の共通点に興味を持ち、北は秋田から南は沖縄の離島まで全国58カ所を取材し、日本列島を取り巻く自然に宿る、力強く奇怪で日本固有の仮面神や来訪神、鬼たちが写真に収められている。
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価格 | 3,800円+tax |
刊行日 | 2016年6月29日(水) |
仕様 | ハードカバー/B5変型/256ページ |
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