夜の大田区の底知れぬエネルギーをとらえる、
水島貴大『Long Hug Town』

注目の写真家の作品集がSTAIRS PRESSから発売。

04 June 2018

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Long Hug Town

「2017 Young Art Taipei Photo Eye」のグランプリに輝いた水島貴大の写真集『Long Hug Town』がSTAIRS PRESSから発売された。

TOTEM POLE PHOTO GALLERYに所属し、街中ですれちがう、さまざまな人々の写真を撮影する水島。本書は本人にとって愛着の深い東京・大田区を中心に夜の路上を彷徨い写した作品。そこからは人間の底知れないエネルギーや感情を全身感覚で掬い取ることができるだろう。

東京藝術大学の教授を務める伊藤俊治は、本書に対して以下のようにコメントを添えている。

「ストリートを生活の場とするような老若男女が一つの巨大な生命体のように活写される水島貴大の写真には、少年時代から放浪を繰り返し、未来への準備など無く、吹きっさらしの存在だけが許されていた頃の自分の思い出も滑り込む。(中略)スナップショットは人生の縮図である。そこには過去に起こった出来事やかつて会った人々や生きられた場所の記憶が、現在に生きる孤独な人々の心に何重にも上書きされてゆく。」

タイトル

『Long Hug Town』

出版社

STAIRS PRESS

価格

3,334円+tax

発行年

2018年

仕様

PUR製本/182mm×128mm/176ページ

URL

http://stairspress.com/2018/04/01/long-hug-town/

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