広瀬耕平の初作品集『欲視録』
約20年撮り続けたシリーズを処女作として刊行

眼前に広がる都市、日常にある潜在的な無意識や実態引き出す。

13 July 2018

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欲視録

国内外で精力的に活動する広瀬耕平の初の作品集となる『欲視録』がZen Foto Galleryから刊行。

仕事の合間を見つけては東京の街を、ときには日本中を巡り、野宿をしながら写真を撮り続けていた広瀬にとって、本作は約20年続けてきたシリーズをまとめた処女作。眼前に広がる都市、日常にある潜在的な無意識や実態を引き出そうと試みたモノクロームのシリーズである。

「カメラを通して世の中を客観視できるようになって、さまざまなことを受け入れることができた。振り返れば、わずかばかりの人生を歩んできただけなのに、多少の知識や煩悩によって物事を表面的に判断したり、都合良くとらえていることに気づかされる」と広瀬。目の前のことを視ているつもりが、視られていると気づいたとき、見るものの眼前に、知らずに目を背けていた本来あるべき姿、実体なき実体が浮かび上がるだろう。

なお、7月20日(金)から大阪・gallery 176で同名写真展が開催される。

タイトル

『欲視録』

出版社

Zen Foto Gallery

価格

6,400円(税込)

発行年

2018年

仕様

ソフトカバー/258mm×190mm/160ページ

URL

https://www.shashasha.co/jp/book/yokushiroku

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