“未来”と“過去”の間、一瞬の“現在”を写しとる、
アン・ジュン『Self-Portrait』

高層ビルの屋上や先端から下を見下ろすアンの姿をとらえた作品集が赤々舎より刊行。

08 December 2018

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Self-Portrait

韓国・ソウルを拠点に世界的に活動するアン・ジュンの初写真集『Self-Portrait』が赤々舎から刊行された。

本書は2008年から2013年にかけて、アンがソウル、ニューヨーク、香港都心などで撮影したセルフポートレートのシリーズで構成。高層ビルの屋上や先端にあって下を見下ろすアンの姿は、圧倒的な緊張感と浮遊感に満ちている。屋上にいることは変えられない=“過去”と、遠くに感じられる都市の風景=“未来”の狭間にある“虚空”を視覚化し、一瞬の割れ目=“現在”を写しとる。

高所から水平に都市を望む視点と、その足もとの虚空を見る視点。本書では、視覚的認識と空間的認識、生と死、理想と現実が衝突し、その端の上にある人間の存在を提示する。

タイトル

『Self-Portrait』

出版社

赤々舎

価格

4,500円+tax

出版年

2018年

仕様

ハードカバー、両面ジャケット/364mm×233mm /88ページ

URL

http://www.akaaka.com/publishing/-ahn-jun-self-portrait-20181115.html

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