国際的写真家集団「マグナム・フォト」の設立に参画したイギリス人フォトグラファー、ジョージ・ロジャーの作品集『SOUTHERN SUDAN』がSTANLEY/BARKERから刊行。
本作は2018年11月からロンドンのデイビッド・ヒル・ギャラリーで開催されていた展覧会に伴い出版されたものである。
凄惨極まりないビルマの戦いや、1945年ベルゲン・ベルゼン強制収容所が解放された際に発見された目を覆うような死体の山々や骨と皮ばかりにやせ細った生存者たちなど、第二次世界大戦が引き起こした最も残虐な行為の数々を、マグナム・フォトが創設されたばかりの1939年から1947年にかけてロジャーはライフ誌の戦争特派員として撮影してきた。
1948年初頭、人間の野蛮さから少し離れた主題を求め、スーダン政府の許可を得た初めての写真家として、スーダン中央の旧コルドファン州にあるヌバ山地の先住民族やラトゥカ族、スーダン南部の部族などを撮影。20世紀にサブサハラアフリカで撮られたイメージの中でも最も大きな影響力と歴史的重要性を持つイメージをいくつも残している。
タイトル | 『SOUTHERN SUDAN』 |
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出版社 | |
価格 | 5,500円+tax |
出版年 | 2018年 |
仕様 | ハードカバー/280mm×220mm/88ページ |
URL | https://ja.twelve-books.com/collections/all/products/southern-sudan-by-george-rodger |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。