30年ものセルフポートレイトの集積、エイプリル・ドーン・アリソン『APRIL DAWN ALISON』

男性として生を受けた作者の、女性としての人格のさまざまな表情。

09 September 2019

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APRIL DAWN ALISON

カリフォルニア、オークランド在住のフォトグラファー、エイプリル・ドーン・アリソンの作品集『APRIL DAWN ALISON by Erin O’Toole』が出版された。

本書はアリソンが30年以上にわたって撮り続けたセルフポートレイトをまとめた1冊。男性として生を受けた作者の女性としての人格、「エイプリル・ドーン・アリソン」のさまざまな表情が写し出されている。

2017年にサンフランシスコ現代美術館に寄贈されたこの未発表のセルフポートレイトのコレクションが撮り始められたのは1970年代。ためらいが見うけられるモノクロ写真群が並んだのち、80年代に入ると古典映画、BDSMポルノグラフィそして広告の影響を受け、大胆な色使いの生き生きとしたイメージにがらりと変わり、取りつかれたように撮り続けたアーティストの姿がうかがえる。

世間に見せることのない自己の一面を長期間に渡って探求したこの特異なプロジェクトのアーカイブには、美しさ、面白さ、不可解さ、悲痛さといった全ての感情が入り混じった写真が収められている。

タイトル

『APRIL DAWN ALISON』

出版社

MACK

価格

7,500円+tax

出版年

2019年

仕様

ハードカバー/245mm×275mm/220ページ

URL

https://ja.twelve-books.com/collections/all/products/april-dawn-alison-by-erin-o-toole

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