操上和美がフィルムに収めたロバート・フランクの肖像、写真集『April』

ロバート・フランクに捧ぐ、二人の写真家のかけがえのない旅。

06 April 2020

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操上和美写真集『April』

操上和美がロバート・フランクとの旅の軌跡を1冊にまとめた、操上和美写真集『April』が、スイッチ・パブリッシングより刊行される。

写真史に大きな足跡を遺し、昨年9月9日にこの世を去った巨匠ロバート・フランク。操上がフランクと邂逅し、彼の姿をフィルムに収めたのは、1992年ニューヨークのアトリエが最初だった。二人はカナダのノヴァ・スコシアへと向かい同じ時を過ごし、その後、操上はフランクを自身の故郷北海道の富良野への旅を誘った。操上の父親の墓参り、それは1994年4月のことだった。翌1995年2月、横浜でロバート・フランクの大規模な展覧会が開かれ、その図録の年表には一行「1994年4月北海道」と記されてあった。北で過ごしたかけがえのない時間、フランクは操上に思いを捧げていた。

本書にはニューヨーク、ノヴァ・スコシア、そして富良野と3つの地を巡る旅の中で、操上がとらえたロバート・フランクの肖像が刻まれ、その写真からは蜜月を過ごした二人の対話が浮かび上がる。

また、4月20日(月)刊行の雑誌『SWITCH』では、ロバート・フランクを総力特集。写真集『私の手の詩』(1972年)『花は…』(1987年)を日本で制作した邑元舎・元村和彦との関係性を軸に、操上和美、荒木経惟森山大道ら豪華写真家陣が本誌に集結。フランクの写真術を充実のコンテンツで振り返る追悼特集となる。

タイトル

『April』

出版社

スイッチ・パブリッシング

出版年

2020年

価格

3,200円+tax

仕様

A4変形/152ページ

URL

http://www.switch-pub.co.jp/kurigami-kazumi-april/